导演:小池 桂一
史上最年少で手塚賞を受賞し、アメリカ・マーベル社でも作品を発表した小池圭一氏待望の復活! 舞台は近未来、自殺性向を持つ薬物中毒の青年カブが主人公。ボールペン状の「ポンプ」と呼ばれる器具を使ったり、パッチテスト状の形態で薬物を静脈注射し、思うように気分を操ることが公然化された世界で、「ピーターパン」と呼ばれる薬物にどっぷりはまって刹那的な毎日をおくるカブは、ちょうど「P切れ」時(=薬物が切れた時)に怪しげな男から「特製」を手渡されます。それを試してから、何が現実で何が幻想・幻覚なのかか崩壊し始めて...